一矢会通信

ウソだらけの世の中に一矢報いるべく、真実を追求。

2008年08月

零戦

特攻の話に続けて。

日本の戦闘機として有名な零戦。
その能力はアメリカ、イギリス、ドイツの戦闘機と並べられる、世界最高水準のものでした。

この能力を恐れた欧米連合国は、占領政策により戦後日本の航空機の製造・研究を7年間禁止しました。戦争を通じて大きな発展をした産業における7年間の空白によって、日本は欧米に対し大きな遅れをとりました。

本来、十分つくれる。でも、出遅れさせられたおかげで、未だに日本の航空会社はボーイングやらエアバスやらの機体を輸入しなきゃならない。戦闘機もアメリカから何億もかけて買ってたり。
業界の基準や法律も、当然欧米寄り。

と、いう悔しいお話。戦後は全く終わってない。

私が仮の姿でいる業界、輸出入貨物の運送・物流にも関わるので。


参考資料:
経済産業省 製造産業局航空機武器宇宙産業課 
あとウィキとか

TOKKO -特攻-

http://www.cqn.co.jp/tokko

アメリカ在住の日系人女性が、自分の叔父が特攻隊員だったと知って、やさしい、普通のおじさんが、なぜ、アメリカでは9.11と並べられているカミカゼのパイロットだったのか?という疑問を追及する。

やっぱり、この監督にしろ、元米兵にしろ、狂った平和主義に偏ってるタイプの日本人に比べたら、よっぽど客観的です。
アメリカが強い一つの理由が客観性だとは思います。だから世界から自分らがどう見られるかをコントロールするのもうまいんでしょう。

4000機の飛行機で、40隻の船を沈めた。
成功率100分の1です。
ただ、飛行機一機に一人二人しか乗ってないのに対して、船には何十、何百乗ってますからね。
それプラスやっぱり米兵に与えた恐怖心ですよ。
これらのことを考えると、決して戦略的にも無駄とは言えない。

例えば、連合国が天皇は裁かない、皇室は維持するという条件も、神風特攻隊が代表するような日本国民の気概を見ているからこそだと、僕は思いますね。いざとなれば身を滅ぼしてでも抵抗する奴らだと認識させた。

無茶苦茶だとは、わかっていた。けど、その魂を僕らに残すために死んだ。そう僕らが信じる限り、決して犬死にではありません。
犬死にだと考える者たちこそが彼らの死を無駄にしている。

印象的だったのは、元米兵のじいさんが、アメリカ人だって追い詰められたらやるよ、って言ってたこと。アメリカ人に、当時の日本人ほどの気概があるとは思いませんが、それが国を超えた客観的な軍人の感覚かなと。命捨てて戦わなきゃいけないのが兵隊だからね。

たぶん、この映画作った人たちは9.11と神風特攻隊は違うということがわかったでしょう。
今は9.11が仕組まれているという話は置いておいて、仮にあれが本当にテロだったとしても、これまで書いてきたように、僕は必ずしもテロを否定はしません。
それでも、テロと特攻は違う、と言う点にはこだわります。いくらテロを肯定できる理由があっても、非武装の一般市民を標的にゲリラ攻撃をすることは卑怯と思われても仕方ない。でも、特攻は、どれだけの戦略があったかは別にしても、戦争中に、戦術として採用されたもので、テロとはなんの関係もない。別次元の話です。

しかし、その歴史を、二度と繰り返さないために、平和のために次世代に伝えたい、というのはやっぱり僕は受け入れられません。
上記サイトのINTRODUCTIONにも、監督や制作サイドがどれだけ関わってるか分かりませんが、「平和憲法」改正イコール軍国主義の危機、というお決まりのサヨクメッセージが。

なぜ日本だけが「二度と繰り返しません」なんですか?もう一つの当事国アメリカは、今現在も、全く同じことを繰り返してるのに?
戦わないことを至上の価値にしてしまって、やられっぱなし、盗られっぱなし、バカにされっぱなしで構わないというのは、自分は散ってもきっと将来続いてくれる子孫がいると信じて戦って亡くなった方々に対して失礼ではないんでしょうか?

「平和主義」「平和憲法」「憲法9条」の大切さを主張される、あの戦争を生き残った方々には、大変同情します。しかし、だったら、アメリカにも同じ条件を要求するぐらいの気概は持って頂けないんでしょうか。日本だけが悪かったと、本気でそう信じておられるんでしょうか。

やっぱマケインか -グルジア紛争、大統領選陰謀説-

出た。出たよ。やっぱりか。
共和党マケイン、オバマに対し支持率ポイント逆転だって。
以前書いた予想が的中しそうです。

経済政策で有利だからとかなんとか言っておりますが、僕が一番注目した1つの理由は、グルジア紛争で安全保障への関心が高まったから、ってやつ。
あれでまた冷戦が始まったとか言われてて、要はロシアの脅威に対するアメリカ国民の不安が煽られたと。強いアメリカ!世界の警察!ロシアなんかには死んでも負けない!という国民感情がくすぐられてしまったと。

僕ちょっと、そもそも何でグルジアがその、南オセチア自治区?に攻め込んだのか知らなくて、っていうのは、報道ではロシア派の分離独立の動き対してってことですが、具体的なきっかけは分かってないんじゃないですか?
だから僕なんかは、この紛争自体が、アメリカ大統領選挙のために、人気のオバマ民主党に劣勢だった共和党が勝つために仕組まれたんじゃないかと考えてしまいます。
やるよそれぐらい、アメリカなら。っていうか以前も書いたアメリカさえもコントロール下に置く権力に、やれないことはない。やったと思う。彼らの秩序のために。

平成20年8月15日

一応、自分の中で恒例化してるのでここ5年は毎年行ってます、敗戦決定日の参拝へ。

よしりんの影響もあって、もうなんかその日じゃなくてもいいやとは思うんですけど。
とにかく、右翼がうるさい。英霊にお参りする日になってるわけでしょ?その日に神社の周りで「コラァ~!」とか舌巻きまくって怒鳴ってんのとかさあ。田舎のチンピラが頑張って出てきちゃってる感丸出しの人たちが多かったり、どうなんだと思いますね。僕は田舎者だけど仲間じゃありません。あ、あとコスプレも嫌い。自前の軍服用意しちゃってるのとか、ないわ。絶対ない。バカにしてんのかとさえ思う。右翼団体の行進とかもね、もう見たくない。

一人静かに誰もいない夕方とかに行くのがベストなんじゃないかなあ、やっぱり、ほんとは。

古賀誠は辞めろ

もうめんどくさい。何度も同じことは言いません。

すぐ、辞めちまえ。
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