一矢会通信

ウソだらけの世の中に一矢報いるべく、真実を追求。

2005年03月

靖国神社とは

何かと騒がれる靖国神社。なぜでしょうか?

靖国は明治維新前後の国内の内戦による戦死者、それ以降の外国との戦争で国のために死んだ軍人を祀る神社です。よくニュースなんかで問題とされているのは、東京裁判という戦後の裁判で戦争犯罪者とされた軍人たちが祀られている、ってことです。

侵略戦争を正当化するな、っていう、以前にも話した戦後の思想によってここが問題となっているわけです。でも僕は、日本が一方的に悪く、悪の帝国主義によって侵略戦争を行った、というその思想を信じない、ということも既に説明した通りです。

日本が戦争に負けたあと、アメリカを中心にした連合国による、日本の政権(政治家・軍人)に対する裁判が行われました。これが東京裁判ですが、これは勝った国が負けた国を裁くという、ムチャクチャ極まりないものです。ケンカに勝った方が裁いていいなら、警察も裁判官もいらないでしょ?

この裁判に参加した判事の一人でインド人のパルという人は、裁判自体が公正じゃないので、被告は全員無罪だ、と主張しました。アメリカ人の中でさえ、これと同じ考えの人もいたんです。

だから、日本の戦争犯罪とか、戦争犯罪者っていうのは全世界共通の基準で決まったんではなく、勝った方の主観、決めつけでしかない。
その決めつけの結果、戦争犯罪者は、A級、B級、C級というふうにランク分けされ、A級戦争犯罪者は絞首刑で殺されました。
日本、日本人にとって、その人たちが国のために命を捧げたことに変わりはないはずで、だから靖国神社では彼らをほかの軍人たちと同じように祀っているわけです。

裁判の常識を無視したとこで決めつけられた判決を、日本人が受け入れる必要はない!だから日本には戦争犯罪者もA級戦犯もいない!Aってなんだ!?ふざけんじゃね
え!
・・・取り乱してすいません。とにかく首を吊られて死んだ人たち、もちろん実際に戦場で死んだ人たち、は国のための犠牲となり、おがげで一般人は平和や発展を味わうことができたと。彼らは日本人にとって犠牲者もしくは英雄であっても、犯罪者にはできない、してはいけない存在です。

4月21日から23日は靖国神社で、「春季例大祭」という祭り、っていうか行事があります。霊を弔う、法事みたいなもので、全国から遺族がお参りに来るそうです。
天皇陛下のお使いの人も来るそうで、公式なでかいイベントなので、是非行ってみたいと思います。22日を予定していますが、興味のある方は奮ってご参加ください!
行ける、行きたいって人はメールちょうだい!

ホリエモン、日枝会長の対決に見える日本の現状

日本は、いやアジアは今、経済的に危機に瀕しています。
世界の経済ってのは金融経済が動かしていて、それを支配している勢力があります。金融の専門家でさえ、見えない力によって動かされていることは否定できないというのが世界経済です。

その勢力は、アジア通貨危機やら、日本でいえばバブルとバブルの崩壊やらその後の不況、それにともなう外資による買収、出資などいろんなところで暗躍しています。日本は今、確実に食い物にされてる!

その動きの象徴と言っていいのがライブドア、フジテレビの騒ぎじゃないだろうか。アメリカ、ウォール街の老舗証券会社リーマンブラザーズの後押しで日本放送株を買いまくるホリエモン。ビジネスの利害の一致とか、もっともらしいことはいくらでも言えるでしょう。しかし僕の目には、日本を買いあさる外資と、知ってか知らずか踊らされて日本を売り渡す「国際派」日本人企業家という構図にしか見えません。
既成の枠を取っ払って、犯罪じゃなきゃ何やったっていいんだ、それが自由だ、資本主義だ、ぐろーばりずむだ、っていう主張の成金資本家とそれを後押しする一般大衆。言いたいこと言ってやりたいことやって金持ち、カッコいいー!国際化だー!って。

まあ誰でもそんな風になってみたいと思うのはわかります。しかし敢えて言わせていただきましょう。そんな利己的な個人主義が金や欲以外の何を生み出すのか。それを越える価値はないのか?

この国や僕らの将来を考えてみてください。中国の高官の一人はこう言いました「日本なんて数年後には太平洋の海の藻屑だ」って。僕はこれ、間違ってはいないと思います。

このまま日本人が自らのアイデンティティーや誇りを失い、利己主義で自我を
満足させることを最高の目標にしていけば、数年とは言わないまでも、徐々に国は崩壊していってしまうでしょう。崩壊しちゃったっていいんじゃん?って人もいるかも知れませんが、それは先祖たちの努力でなんとか先進国としての体裁を保っている日本に安住しているから言えることです。

国を建て、守るためにどれだけの犠牲が払われてきたか知らないから、なぜ恵まれているかも知らず、感謝するどころか外の世界の価値観ばかり追求する。将来を考え国のために死んだ人たちの屍の上にあぐらをかいて、国はいらない、なんて僕には言えません。

自分を生み、育んだ親に、勝手にしたことだ、生んでくれなんて頼んでない、って中学生の反抗期みたいなことを続けてるのと一緒。国民が全体的に半人前の中学生レベルなわけです。
自分の子孫に対しても、子供が生まれたら自由にのびのび育ってほしい、なんて理想やきれいごとばかりを言い、その子供の生きる将来の環境や、人間性を育む教育にあまり関心を払わない。
ひどい例では、別に望んで生んでない、セックスしたら出てきちゃった、めんどくせえから飯もやらないし、むかつくから殴ったら死んじゃった、なんてことが頻発。
どうせ望まれてないからってんで生まれる前に殺す。わかってるだけで年間30万人以上。

国の崩壊はとっくに始まってる。一人一人が国の歴史によってつくられ、一人一人が国の歴史をつくるんです。
目を覚まさなきゃ。
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