一矢会通信

ウソだらけの世の中に一矢報いるべく、真実を追求。

正義が行われないこと

正義が行われないこと、嘘がまかり通ること、全ての混乱、が
聖書が昔から言うように世界を悪(魔)が支配しているから、だと
考えれば合点がいくんじゃないか?
だとすれば、いちいち全てに憤慨していてもキリがなく、
エネルギーの無駄なわけで、まず自分がそんな世の中に
流されないようにすることが先決なわけですなあ。

http://satoru-kamikaze.dreamlog.jp/archives/1451412.html

Casualties Of War



92年発表のアルバムDon't Sweat The Technique
(米Billboardチャート初登場22位、最高位Top R&B Albums 9位)
より、
湾岸戦争に従軍した兵士を描いた曲ですが、
特に目に留まる歌詞を抜粋したいと思います。

Allah is my only protection
But wait a minute, Saddam Hussein prays the same
and this is Asia, from where I came
I'm on the wrong side, so change the target
Shooting at the general; and where's the sergeant?
Blame it on John Hardy Hawkins for bringing me to America

ちょっと待てよ、
ムスリムで*アジアにルーツがある自分が、
同じアラーを信仰するサダム・フセインと敵対してるのは
おかしい、こっち側の上官に狙いを変えよう、
こりゃ全部John Hardy Hawkins(15世紀の奴隷商人)が
俺らをアメリカに連れてったせい・・・
*広義にアフリカも含んでいると思われる

it ain't no way I'm going back to war
when I don't know who or what I'm fighting for
So I wait for terrorists to attack

何のために戦ってるかわからない戦争になんか戻らない、
テロリストが来るのを待つだけ・・・

Remember Pearl Harbor? New York could be over, G
Kamikaze, strapped with bomb
No peace in the East, they want revenge for Saddam

「リメンバーパールハーバー」だって?
サダムの復讐のカミカゼでニューヨークなんか吹っ飛ぶかもな・・・


最後の「カミカゼ」とテロとの同一視については言いたいこともありますが、
それについてはこちらへ
http://satoru-kamikaze.dreamlog.jp/archives/1464306.html

9.11が自作自演であったという話もとりあえず置いといて、
9.11や、それ以降の「戦争の犠牲」に関しても予言的だし、
一般市民、特に黒人にとっての本当の敵(アメリカ政府)
をあぶり出す、本当の意味での「過激」さ。
こういうのこそヒップホップの本質、真髄だと思います。

90年代中盤以降、ラップ、ヒップホップがどんどんメジャーになっていく中で、
政治的、啓蒙的なラップというのはメインストリームでは少なくなっていったわけですが、
じゃあ9.11以降のメジャーなラッパーたちの反応はどうだったかというと、
この曲とは真逆の
「よくもニューヨークやりやがったな、アルカイダ、ビンラディンなんか殺っちまえ」
と即席ナショナリズムの残念状態。
メジャーな立場で歌詞の中ではっきりとイラク戦争は「石油のための戦争」と言及して
FUCK BUSHと言ったのは皮肉にも白人のエミネムぐらいだったと思います。
もっと最近ではLupe Fiascoなどでしょうか。

Occupy Wall Streetなどに見られる反政府、反金融資本的思想がアメリカでも広がっているし、
これからはヒップホップにも多少揺り戻しがあるかもしれませんが、
ヒップホップってこんなにカッコよかったんだなっていう。

Eric B. & Rakim(Rakim)に関しては他にもカッコいい曲はありますが、
正直最近聴き直して、これってすげえ、と再発見した次第です。

よければ、どうぞ



 

ゼロダークサーティーか

http://zdt.gaga.ne.jp/
観てはいませんが。

まずね、「CIA全面協力」な時点で、真実な訳がない、と僕は思いますね。
CIAなんてスパイ活動、情報操作の最たるもんじゃないですか。
彼らは、「安全保障上、有事(戦争中)に許されることは、平時も許されて当然」
という屁理屈で殺人を含むすべてのスパイ活動を正当化する、暴力組織です。

次に、
「9.11はビン・ラディンの犯行」である大前提ありきのストーリーでは納得いきません。
この点で???の方は、こちら
http://satoru-kamikaze.dreamlog.jp/archives/1453593.html
それかyoutubeの関連動画やら「華氏911」やらを見てみてください。
ついでにこちらも
http://satoru-kamikaze.dreamlog.jp/archives/1453712.html


また、
「ビン・ラディンは2011年5月1日まで見つからず、その日に間違いなく本人が殺された」
ことも全然信用出来る話じゃない。
あれだけの軍事力、情報力で捜索に10年もかかったとは考えられない。
死体はなぜかソッコーで「海に流された」という説明。なんじゃそら?どう納得すりゃいいんじゃ?
本人は今もどっかで生き延びてるか、もしくはとっくに殺されてたんじゃないか? 
と勘繰ります、私は。


ちなみに、イラクに大量破壊兵器はなく、イラク戦争の大義となるはずの証拠はなかった、
という実話を元にしたCIAネタのフェア・ゲームとかザ・クリミナル合衆国の陰謀は良かったです。
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